糖尿病
診療案内 糖尿病
◆生活習慣病を当院は「生活習慣の病気」と言わない理由 はこちら
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンが
不足したことや、効き目が悪いために
血糖が上がって尿にもブドウ糖が出てしまう
病気です。
血糖値が高いのも悪いのですが、そのまま
何年間も放置すると、全身の動脈硬化が進み、
心筋梗塞、脳卒中、失明、腎不全、足の切断
になりかねない病気です。
診断については、持続的に血糖が高いことを証明するものです。
血糖を測定したり、HbA1cを測定したり、精密な方法としては経口糖負荷試験があります。
糖尿病に近い状態として耐糖能異常という状態がありますが、これが糖尿病の「け」であって、
多くの人がいう尿糖がでたから糖尿病の「け」があるというのは間違いで、
すでに糖尿病になっているかたが多いとおもわれます。
しかし、こんな時はまずもって自覚症状はありません。
糖尿病にはインスリンが全くでない1型糖尿病や徐々にインスリンの出が悪くなって、
インスリンがでなくなる緩徐進行の1型糖尿病(SPIDDM)などインスリン注射が必要になる
糖尿病と、どちらかというとインスリンの効き目が悪くなって血糖が高くなる2型糖尿病
があります。
2型でも急激に血糖が上昇したり、長らく糖尿病を患っていてインスリンの出が悪くなって
インスリンが必要なかたもいます。
糖尿病の治療は、どんな場合でも食事療法が基本で、病状や患者さまの状態で
運動療法、薬物療法を加えた3本柱となります。
インスリン注射などの注射療法や薬物療法、患者さまにあった治療を考えていきます。
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