内分泌 のお話し 第04回

内分泌のお話し 第4回

前回は甲状腺ホルモンのFT4・FT3の話をしました。ホルモンはそれを制御するホルモンがあります。
この制御するホルモンと制御されるホルモン、ここでは甲状腺刺激ホルモンと甲状腺ホルモンの関係
をお話しすると、なぜ、これらが医療機関で検査されるかわかります。またT3とT4について。

甲状腺ホルモンと甲状腺刺激ホルモンの関係

TSH(甲状腺刺激ホルモン)のお話です。
簡単にいえば、脳のある部分(視床下部と下垂体)が甲状腺ホルモンを監視していて、

下垂体からのTSH(甲状腺刺激ホルモン)の分泌量を調整します。
① 少なければ、TSH(甲状腺刺激ホルモン)を出して甲状腺に働きかけて

 甲状腺ホルモンを増やします。
② 多ければ、TSH(甲状腺刺激ホルモン)を低下させたり停止して

 甲状腺で甲状腺ホルモンを作らせない。
といった調整をします。

次に、甲状腺ホルモンはホルモンの基質(サイログロブリン)にヨードがいくつか付いて
甲状腺ホルモンは甲状腺で作られます。そのうちヨードの数でホルモンは2つに分けます。
・ヨードが3個付いたT3
・ヨードが4個付いたT4
です。
作られかたや、全身でT4からT3に変わるとかなど、いろいろあるのですが、

ひとまず知っていただきたい事は、
・T3は少ないけど作用が強い
・T4はいっぱいあるけどけど作用は弱い
そしてどちらも正常値範囲にいてほしい。
ここまで知っていただくと、甲状腺の病気でのホルモンの動きがどうであるかがわかってきます。

次回からは甲状腺の病気について触れていきたいと思います。

筆 者
八木医院 内分泌・代謝専門医
薬師寺 史厚

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