内分泌 のお話し 第15回

内分泌のお話し 第15回

甲状腺の薬が抜けると

甲状腺のくすり、バセドウにつかう抗甲状腺薬のメルカゾールやPTUは、
正直2日くらいは抜けても大変なことは起こりません。
同様に、甲状腺ホルモン不足に甲状腺ホルモンを補充すなわちチラーヂンSもまた

2日くらい抜けても大変にはなりません。すみません、チラーヂンSの話をしていませんでした。
詳細は後日。ホルモンそのものとおもってください。)

では、3日くらい抜けたらどうなるか。一言です。具合が悪くなる。
ここでも覚えていてほしいことは、初めの1-2日ぬけても変わらないから大丈夫ではないのです。

おなじことの繰り返しですが、患者さん本人、どの薬をどれで飲んでいたかを
医療関係者に伝えられるようにしましょう。
ただ、厄介なことは、これはステロイドでもおなじなのですが、薬の量はきまっていません。
患者さんの体の中の血中濃度でしか適正な量はわかりません。
採血もいりますし、せっかくいい量で維持されている場合は、それを続ける必要があります。

次回は、甲状腺ホルモンの補充の話です。

筆 者
八木医院 内分泌・代謝専門医
薬師寺 史厚

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