甲状腺疾患
診療案内 甲状腺疾患
甲状腺ご存じですか
甲状腺は首の前面で4~5cmほど大きさで、
存在を自覚しない臓器です。
検診などよく腫れているなどで指摘されます。
甲状腺は体の代謝や成長などを調節する
甲状腺ホルモンを作り我々の体の代謝を
司っています。
甲状腺が腫れるのは全体にはれる、びまん性の腫大(ホルモン異常で症状がでることもある)
と結節性の腫れがあります。
ふつうは痛かったりしないのですが、亜急性甲状腺炎などでははれて痛いこともあります。
結節性の腫れについてはどんなものかはまず超音波で見ます。
がんもありますが、大方は経過観察の良性のものが多いものです。
甲状腺の症状はホルモンの多い少ないで現れます。
簡単にいえば元気になるホルモンが甲状腺ホルモンなので、
多すぎると動悸がしたり手が震えたりします。
少ないと寒がりや元気がなくなります。ホルモンの多い少ないは全く対照的です。
甲状腺ホルモンが多すぎる | 甲状腺ホルモンが少なすぎる |
---|---|
暑がり | 寒がり |
多汗 | 肌が乾燥 |
手足の震え | 動作がゆっくりになる |
体重減少 | 体重増加 |
軟便傾向 | 便秘傾向 |
イライラしやすい | 気分が落ち込みやすく物忘れしやすい |
詳しくは、内分泌のお話し をご覧ください。