運動療法のおすすめ

運動療法のおすすめ

【学問のススメ】ではないのですが、【運動療法のおすすめ】です。

普通と違うのは、屋外での運動療法を全部の人にしてください、なんて言いませんし、
「やって良いかどうか」、そして「食事と運動は交換できない」がまず第一歩です。

特に糖尿病の治療は食事、運動、薬物療法の3本立てというのですが、
この中には、病気の時期、病状の変化による内容の違いが表現されていません。

極論言えば、なったばかりの2型糖尿病はどんな運動をしても、
まずは脱水にならなきゃなんでもOKです。

でも、多くの患者様が運動し出すのはその時期ではありません。
大体、食事療法が言われて出来ない時、病期が浅い軽いうちならそれでも良いのですが、
本格的にやるべきでない時期に、急に運動療法と言い出します。
負荷のかかる運動療法は時に害です。

そこで、まずは【運動のおススメ】では、この辺の解決のための一言。
運動するときは、まず医者に聞いてください。これに尽きます。

確かめたいことは、ほぼほぼ糖尿病患者さんで、
怪我や明らかな心不全腎不全麻痺などなければ、短時間の散歩はおすすめします。
この辺を医者にます確認。心不全がなくたって、治療してない狭心症などが有ればやらないほうが良い。
腎不全が進んだ状況では運動の負荷はさらに腎不全を悪化させます。
これを防ぐためには的確な運動は推奨過剰運動は毒

まずは運動することに問題のない人の運動開始は、
日で合計40分くらい少し息が上がるかくらいが良いのでは。
連続である必要はなく、コマ切れでもOK

ただし、
残念ながら、このくらいでは消費カロリーは雀の涙。体重は多分減りませんし、
努力は報われた感は多くの場合、無しです。
でも便通エネルギー消費を改善することは明らか….

ではでは、この章では何がしたいかって、
日吉を回る散歩、運動コースの紹介を予定してます。当院事務長の写真もお楽しみに。

筆 者
八木医院 内分泌・代謝専門医
薬師寺 史厚

慶應義塾大学日吉キャンパスでのお手軽コース

内分泌・代謝・糖尿病内科のご予約は 045-561-2095 または